戸建てとガーデニング   ~自然との共生~

戸建て生活とガーデニング奮闘記です。戸建て生活での出来事やガーデニングの奮闘日記から、読者の皆様への何らかのお役にたてばと思います。

ユッカ〜根腐れ〜

転居してきた際に、青年の木とも呼ばれる観葉植物ユッカを頂きました。観葉植物なんて全然縁がなかったのでもちろん聞いたこともなく、どう育てたらいいのかと思っていましたが、乾燥に強く水やりの手間もそこまでかからないものとのことでした。しかし、油断してこの夏に水やりを忘れてがちになってしまっただけでなく、そこで水をあげたら今度は根腐れ!?植物の奥深さをまた1つ体験しています。

 

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■目次

 

 

水やり3年という言葉の通り、庭で草木を育てるようになってから水やりの難しさというのを強く感じています。今回は屋外ではなく、屋内の観葉植物の「ユッカ」です。

 

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ご覧の通り、全般的に活気がなく、萎れ気味になってしまったユッカ。室内に置いていたのですが、しばらく日の光に当たらず、水もあげずにという状態でこうなってしまいました。見方次第では水をあげなくてもこれだけ保てるということから、相当乾燥気味でも十分ということなんでしょう。ではなぜこれが根腐れにつながってしまったのか。

 

 

 何が起こったのか?

1.水不足からの水やり

からっからになっていることから、水やりの定石通り底から水が出るくらいにたっぷりと水をあげました。鉢皿にたまった水はもちろん捨てます。きっとここまでは大きな問題がなかったはず。ただし、少し以前から気になっていたのが最初に鉢植えに入っている土の水はけがやや悪いような気がしていました。つまり湿っている時間が結構あるな、という印象の土だったので、そういった意味では底から水があふれるほどというのは今回のケースではやりすぎであった可能性はゼロではありません。

 

2.日光浴

水だけでなく日に当たることも少なかったので夏の太陽にあたる場所に移して日に当たるようにしました。屋外に出して炎天下にさらしたわけではないのでこれもそこまで問題ではないはず。ただし、ここで一つ今回の失敗と思う事態が。

 

3.風通し!?

上記の、水やりから日光浴と植物の成長に必要な環境を整えましたが、どうも水がうまくはけないような感じがしています。土の水はけはありますが、それにしてもといったところでしたが、特に夜ですが、あまり空気の流れが良くない場所においてしまっていました。つまり、昼間にこもってしまった熱が抜けにくいまま夜を何日か過ごしてしまったことから総じて乾きが悪いことにつながってしまったと考察しています。これが原因で根腐れになった筋が濃厚です。

 

4.根腐れとは?

ガーデニング初心者としては、言葉だけは聞いていました。水を上げすぎることによる根の窒息・鉢皿に水が残ることによる過湿などが原因で起こるということは知っていましたが、根を見て根腐れを判断する知識を持ち合わせていませんでした。。。今回のユッカの場合には、もう根だけではなく、幹がぶよぶよしてきていたので完全にアウトです。素人にもわかりやすいほどダメージを受けていたということです。

左の写真は3本寄せ植えしてあるものをばらした絵で、右の写真はそのうち幹がぶよぶよになってしまったユッカです。いざ抜いてみると、ちょっと土の中に深く植えすぎではないかとも思いました。一番短い幹なんて、半分以上が土の中。。。

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5.ぶよぶよの中身

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もうだめなのはわかっていたので、ぶよぶよ幹のユッカを分解してみました。外の皮をめくってみると、ぐちょぐちょになっています。そして臭いも。肝心の根ですが、根腐れしている根は黒くなっているという情報でしたが、この状態は黒と呼ばれるのかという点がまだ理解しきれていません。ただ、白い健全な根ではなく、茶色~赤茶色に劣化しているような感じは見て取れます。触ってみてもそこまでぶよぶよする根でもないので、根を見て根腐れを判断できる目利き力はまだ育てる必要がありそうです。やはり、正常な根を知らないことには難しいという所感です。

 

6.どう対処したか

3本寄せ植えしてあるユッカのうち、だめになった1本を抜き、残り2本をもとの鉢に戻しました。この際に以前から気になっていた水はけの悪い土は変更しています。今回は水はけ重視として、鉢底石+赤玉土(大粒)+観葉植物用の土としました。もともとは鉢底石すらなかったので今回は入れて、赤玉土も入れておきました。

 

まとめ

結果として、残り2本で何とか復活の道を歩み始めています。ただ、まだ完全回復というところまでは至っておらず、日々様子を見つつ、また盛んに芽が出ることを待っています。