やや時期ずれですが、この夏~秋に関して庭に登場した蜂に対して、どうやって対策をしたらいいかをトライしてみましたので、その苦闘?を綴ってみます。
想定する読者
- ガーデニング初心者
- 蜂対策を考えている方
(目次)
庭で蜂を見てから、注意深く観察するようにしていると決まったような時間帯に訪問してきます。そんな目立った花とかも植えてなかったのですが、どうやらシマトネリコに興味があるような感じでした。とはいえ、何とか追い払いたいために策を考えることに。おそらく訪問されている蜂は、アシナガバチが濃厚。
いろいろとWebで調べたところ、以下が候補になりました。
・殺虫剤
・木酢液
・ハッカ油
・蜂の巣ころりん風なもの(疑似餌的な)
結論としては疑似餌である蜂の巣ころりん風なもの以外を揃えることになりました。効果云々ではなく、用途からそうなったというところですので、ご紹介します。
蜂撃退対策
殺虫剤
蜂を撃退するためにも使えますし、噴射しておくことで巣を作ることを予防できるものです。この季節は巣を作るわけでもないですし、巣がすでにあるわけでもないのですが、いざ出会ったときに守るすべがないのも心配なので購入!!巣ではないが近づかないように噴射しようと思いましたが、草木にはNGなものはちょっと使い勝手が悪く、またまだきれいな家の外壁に噴射して後から汚れたり何かあってもと思って、結局であったときのために用に。
実際に1度だけ使用しましたが、これ、効果がすごいです(笑) 噴射された蜂はころっと倒れるほどを浴びはしなかったですが、飛びにくそうに去っていきました。マヒするような感じの効果だったんですかね、それからというものその蜂が帰ってくることはありませんでした。
木酢液
小学生の頃にモクタールを理科で学んだことを覚えていますか?あのときに出てくる黄色液体です。独特なにおいがする液体ですが、どうやらこれが蜂に効果があるとのことです。ただ、この木酢液、質の良いものから安価なものまでいろいろあるようで。調べた限りでは色や不純物感など、さらには臭いに特徴があるようですが購入した下記の木酢液はそういったことはなく、むしろある程度の濃度でも心地よいくらいの臭いです。私があまりこの臭いが嫌いでないというだけかもしれませんが。。。
使用した感じの効果としては、確かに見かける頻度が減ったような印象はありますが、その後見かけなくなったわけではないので、効果としては中程度といったところでしょうか。Webで見たところ夏秋ではなく、蜂が巣を探しに旅をしている春が良いとのことです。蜂の飛行ルートに入らないようにするために早春あたりから来年は設置しようかと思います。
ハッカ油
木酢液だけで十分かと思っていましたが、シマトネリコに止まっていることを見るようになってから、やはり草木に何かしらの蜂が嫌がるような手立てを実施したいと思った結果、ハッカ油にたどり着きました。木酢液は猫や虫よけに使う濃度の高い状態では植物にまくことが出来ないため、蜂が好む草木には対応が難しいです。そこで植物にも可能なハッカ油に至りました。特にハッカ油自体撒いてはいけないところがないので、気にせず撒きまくれます笑 体に触れてもOKですし、草木もOK。一つハッカ油の利用にあたって手間があります。
ハッカ油原液で利用するのではなく、希釈して利用します。約10倍希釈ですが油であることから水では希釈しにくく、エタノールを利用することが推奨されています。ですが、意外にこのエタノールが安くない・・・。そのため毎回よく振って混ぜる必要がありますが浄水器の水にすることにしました。水と油なので分離しますが、良く振ってから利用するときちんと散布は出来ます。もともとハッカ油スプレーの効果は数日などと持つものではなく短い時間なので庭などで作業をするときに直前に撒いて、という使い方になります。
肝心の効果ですが、ちょっと検証しきれなかったのが正直なところです。蚊をはじめとするほかの虫への効果もあるようですが、うーん、気休め程度?といった感じです。ただハッカの香りはいい香りでした。
まとめ
以上の検証から、やはり殺虫剤が即効性ありです。それ以外には木酢液が臭いもそれなりに感じるので設置しておく仕掛けとしては○です。臭いの感じからなんとなく効果ありそうな気もしますし。ハッカ油は、またちょっと来年様子を見てみて効果を検証してみたいと思います。