芝というものになんの関心も持たない生活をしてきたこともあり、調べてみて初めて芝って手入れが必要であることを知りました笑 それも結構手をかけるべきなんですね。ということで1年目はほったらかしにしてしまった芝も2年目はきちんと向き合っていこうと勉強しています。
想定する読者
- 庭の芝をきれいにしてみようと思う方
- ガーデニング・庭初心者の方
(目次)
今回は1~3月の模様を中心に述べつつ、昨年の姿も一部記録しているのでご紹介します。知らないということは恐ろしく、世の中にある芝というはとても手をかけて手入れがされているから、整っているという事実を痛感しました。放っておくと、雑草と変わらない伸び放題になってしまいます。よくよく考えてみると、ゴルフ場も同じ芝でしたね。。。
↓伸び放題。ちょっと生育の悪いところも。
慌てて昨年の11月くらいから芝について調べ始めました(笑)。雑草除去や芝刈りくらいはイメージしてましたが、土入れたり風通しを良くしたり枯れ葉除去、肥料やりなどたくさんありました。1年目は、自然の力&ポテンシャルに頼ったということで、2年目からはきちんとやらないといけなさそうです。目指せ、きれいな芝!!
冬支度2021年
上記の通り、ありのままの芝でしたが慌てて冬に手入れを始めました。
目土(めつち)
土を足さないといけないなんてこと、全く知りませんでした。そしてゴルフ場でターフを取ってしまったあとに砂を入れいるあれと基本的には同じです。ただ穴を埋めるためのものかと思っていましたが、目土を入れることで芝の乾燥を防ぐことにつながり、翌春に成長するときまで快適に冬が越せるようになるという役割もあるようです。これは冬にやることではなく、冬の前(晩秋)くらいに実施するとよさそうです。
そしてこの目土、いざ購入して手入れをしようと思うとあまり小さな袋で売っていません。庭の広い家では、大袋を買っても足りないということが起こるかと思いますが、使用頻度が少ない上に大袋を買って余ると、使い道に困ります。芝にまきすぎると長い目で見たときに今度は地面の高さが周りよりも高くなってしまうということも起こるそうです。目土を購入される際は保管場所も考えてみてください。
肥料
こちらも専用の肥料を購入して利用します。草花用の肥料ではなく、芝専用のものがよさそうです。冬前に実施する狙いとしては、育成のためではなく、回復用のために施肥しておくことで春を迎えたときに良く効くようです。施肥した後、雨が降るような予定がしばらくなければ散水もあわせてするとよいでしょう。
芝のお手入れ1~3月
1月の手入れ
芝もすっかり茶色くなり、休眠中です。雑草も眠ってくれているらしく、何もせずに見守ってあげるくらいで大丈夫なので、手がかからないという意味では素敵な時間です。ちらほら雑草があればそれを抜くくらいのお手入れでよいようです。
2月の手入れ
まだ変わらず芝は休眠中ですが、徐々に雑草は動き始めてきます。この時期は茶色の芝と緑の雑草とで見分けがつきやすく抜きやすいです。春にかけて花が咲いて種が飛び散ってしまう前にすかさず刈り取ってしまいましょう。
3月の手入れ
日照時間も長くなってきて、庭にも多くの日光が降り注ぐようになってきています。それに伴って部分的に芝も緑色に色づき始め、雑草もさらに元気が増してきました。雑草除去は引き続き実施しますが、そのほかの作業についてはWebで調べる限り、いろいろな見解があり、素人の私には悩みます。。。
エアレーションという芝の根を短くするような活動は、2年目には不要なようです。まだそこまで成長していないようなので、2年目の終わりくらいで必要になる作業のようです。
素人的に気になる点
・茶色くなっているが丈自体は変わらずな感じなので、割と伸びている状態
・サッチングというお掃除はしなくていいのか。
・肥料は3月がいいのか、4月がいいのか・・・。
さて何をするか・・。
低刈り
どうやら春到来の前に冬の茶色い芝をきれいにする作業は低刈りと呼ぶようです。冬にやってしまうと芝を寒さから守る役割が出来なくなってしまうのでNGのようですが、今後は枯れ落ちてサッチ(枯れ落ちた芝)になってしまうので、ここで刈り取ってしまうのが良いようです。むしろ日当たりが良くなるので新芽に対してはGoodのようです。
ということで、これは新しい芝の伸びてくる前にやってしまうことにします。どれくらい切ってしまってよいか。芝は成長する場所があり、刈るときには1/3の丈しか刈ってはいけません。(軸切りと呼ぶそうです。)それ以上に刈ってしまうと光合成するだけの葉が残らないので、成長が止まってしまうのです。(全然知りませんでした。)これにびびってなかなか生育期には刈り取ることが出来ないので、むしろこの時期がチャンスでは!!なので、ちょっとだけ思い切って刈ってみようかと思います。
サッチング
芝の枯れ葉のようなものをかき集める作業です。これが残っていることでその周辺の水はけや日当たりが悪くなるので掃除してあげることが重要です。熊手を使ってかき集めることが出来るようですので、低刈りをした後に落ちたサッチも併せて回収してしまいましょう。これも素人の心配ですが、熊手でガサガサとかき集めてしまって傷つけてしまわないかと心配になります。手で熊手のように動かしていただくとわかりますが、意外にだいじょうぶです。そしてこれ、結構気持ちいいいです笑 ダイソーの100均の熊手を使っているのですが、これでもたくさんのサッチがかき集められます。きれいになった感がとてもしていいですね。
目土
低刈り→サッチングと続いて目土です。これは必要であれば実施するという程度でよいようですが、痛んでいるところなどがあれば補う程度に実施します。特に低くなっているということがあれば、そこに水が溜まりやすくなるのでそういった意味でやります。
施肥
成長期に合わせるほうがよいようですので、3月後半から~4月前半が良いとされます。このころになると緑色の芝も生えてくるので、芝専用の肥料をまきます。秋はあまり多くあげてもと思いますが、これから生育期なのでこの時期はきちんと規定量をあげるようにします。
まとめ
生育期を迎える前に、”更新作業”と呼ばれる準備を初めて実施してみましたが、寒くもなく暑くもないこの時期の庭作業はやりやすくてよいです。雑草もこまめに取るのもあまり苦にならず、花粉対策でマスクをしていればOKです。よい芝が生えてくれるくれることを待ちましょう!