事後レポートになりますが、初夏から植え始めたインパチエンスの育成日記です。毎日見ていると変化に気づきにくいですが、もともと植えたときに写真を振り返ってみると随分と勝手に!?大きくなったなと思います笑
想定する読者
- ガーデニング初心者の方
- 半日陰でどんな花を植えようかと考えている方
(目次)
鉢植えで植える植物もGoodですが、地植えにもトライしてみつつ、それに選ばれたのがインパチエンスです。地植えでなければいけないとか向いているとかということではなく、花が咲いている期間が長いので選びました。地植えしても開花している期間が短いとそれはそれでさみしいので。
まず感想から
育ててみた感想としては、とても手がかからず育てやすいです。種からではなく、すでに開花している苗から育てたので特に困りごともなく順調に開花シーズンを楽しむことが出来ました。真夏の炎天下はさすがのインパチエンスでも辛いらしく、後述のようにぐったりとしていましたが、真冬の寒さにも負けずに12月の後半まで咲き続けてくれました。
【育成日記】
土づくり
新居に引っ越してきて、庭のこの場所に花を植えるのは初めてでしたので、土づくりから始めました。やや粘土質の強い土でしたので、耕すのがが大変。。。地道に100均のスコップで20cm程度掘り返して、ふるいにかけました。ふるいはこれまた100均のガーデニング用のうち粗目のものを利用してます。石などの大きなごみを除ければよかったので、ふるいにかけた土はそのまま利用しています。
初回ということもあって、市販のまとまっている土壌改良剤を利用せずに苦土石灰1週間→堆肥&腐葉土1週間かけて土を作りました。サイズ的に100均のもので十分でしたので、こちらも100均で購入。ガーデニングショップなどももちろん売ってますが、我が家では基本は鉢植えで育てるのでそんなに多くの石灰と堆肥&腐葉土が不要なのでお手頃サイズで選びました。#100均の中でもダイソーが質も品ぞろえもGoodです。
!堆肥の注意!
それなりに臭いがします。100均であれば間違うことも少ないかと思いますが、いわゆる家畜の糞を利用している動物性の堆肥ですと初夏などの暑くなってくる季節では、コバエなどの虫も気になります。パッケージの裏の成分を見ると動物系の糞ではなく、植物系で作られたものがありますので、本格農家の方でなければ近隣住民への影響も考えて、植物由来をお勧めします。最初は臭いが強すぎて、どうしようか慌てました。水をまいて収まらないかと水を撒いてみたりしましたが、半日近くたつと気にならないくらいになるので、ご心配なく。ある程度、風がある日などにやるとよいかも程度です。
定植
近くのガーデニングショップではなく、ネットで購入してみました。届いた苗を耕した土の中に植えて、水をあげておしまいです。↓定植後少し時間が経った時の絵ですが、こんな感じです。【6月】
水やり
地植えなこともあり、最初の1~2週間くらいは天気の様子を見つつ、雨が少ないようであれば水やりをしましたが、そのあとは基本は自然のサイクルに委ねました。真夏のケアだけ心配になったので少ししましたが、順調に咲き続けてくれました。
雨に打たれる
地植えなので当然ですが、雨に打たれます。淡々と降る雨であれば特に何もありませんが、ゲリラ豪雨のような雨にはさすがに耐えきれないようです。雨の勢いに負けて散ってしまうところもちらほら。重みでか、茎が折れかねないところも出てきます。でも、そのあとはしっかりと持ち直してくれますので、これまたご安心を。
花がらはきれいにしてあげることをおすすめします。
酷暑
もともと高温&強い日差しへの耐性が強いということでもないのですが、まあ見事に日差しにやられました。もう見ているこちらが悲しい気持ちになるくらい干からびます。が、きちんと復活します。熱くなりすぎないための自営本能かと思うくらいしぼみますが、そのあとは無事に咲いています。鉢植えならば日陰に一時的に移動することもできますが、ここが地植えのときに見守るしかない辛いところです。
害虫/病気
これといって特に害虫や病気には縁がなく育ちました。
土からの跳ね返りもそこまで気にならず、花がらはきれいにしてあげればより予防になると思います。
満開!?
あんなに最初は小さかったのに特に追肥などもせずにここまで立派に花をつけてくれました。また茎もこんなに太くなるとは、というくらい成長しました。【10月】
終焉
さすがに冬が越せないという通り氷点下近くなると元気がなくなり、最後には枯れてしまいました。一応冬場は室内に入れるなどすると越冬もできるようですが、多くは一年草として育てるようですので、これにて今シーズンはおしまいです。【1月】
種がわからなかった
1年弱ガーデニングをやってきて、種取に成功したことがありません。インパチエンスこそはと思いましたが、花がずっと咲いていることもあり、種を取るタイミングらしいものが見つけられず、寒さでしおれてしまいました。種は果たしていつできていたのだろうか。花が咲かなくなって、種が作られて採取するというイメージでしたが。。。
まとめ
6月から1月までの約7か月でしたが、地植えでしたので水やりも含めてほとんど手をかけることなく育ってくれました。真夏の日差しで萎れたときには、ダメかな?とは思いましたが季節が変わってやや涼しくなり始めたころからきちんと咲いてくれました。花壇として何かきれいに整えたわけではないので、自由奔放でしたがこれで実績が一つ増えました。今シーズンは少しきれいに飾ってみることに調整してみたいと思います。